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今日は初伴奏あわせで、最後の伴奏あわせ。
それにしては、1回目の通しで声がか細く、元気が無いので、少し厳しく言って、理屈ぬき!声を出してもらった。

まず口が開かない。下顎を動かす、動かさない、というレベルの話ではなく開かなさ過ぎなので、それを開けて発音するように、徹底してもらった。
普段の朗読の訓練も必要であろう。

それから、身体を使って歌うといっても、まだ雲を掴むような状況であろう。
昔、自分も先生に良くやらされた、バンドでお腹をねじれるほど縛り上げて歌う方法を取ってみた。
ガウンの帯であった。

これでお腹の寸法が3/2くらい締め上げて歌ってみると、嫌でもブレスをそこの場所で意識するし、また歌う際にその締め上げたところで力を込めるであろう。
そうやって、原始的だが声の支えになる、力点を作ってみるのも、単純なで初歩的なレベルでは、効果がある。

これで、大分声が出るようになって、何度も練習して終わりにした。
声のことでは、やはり口を開けることである。特にアの母音だ。

来週までに頑張って暗譜を努力してもらいたい。
そして声のことも毎日少しずつで良いから練習して欲しい。
ドイツ語の歌詞を何度も何度も大きな声ではっきり音読すること。
特にアの母音で、口をよく開けることである。
歌も毎日出来れば理想である。