「ブログ」の記事一覧
寺山修司に憧れた時代
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寺山修司である。 中学というより、高校以降に注目するようになった。 彼の生き方や言葉に憧れた。 あの頃の自分にもう少し覇気があったら、天井桟敷に飛び込んだかもしれない。 というのも高校を卒業して付属の一般大学に入ったもの […]
芸術と称するものについて
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子供のころは、芸術といえば西洋絵画やまさにクラシック音楽と呼ばれるものであったと思う。 西洋万歳!の時代だったというより、自分の周りがそういう大人ばかりであった。 父親がバッハの音楽を好んでいて、口を開けば「バッハは絶対 […]
自分の演奏録画を聞いて想ったこと。
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先日の試演会の自分の演奏を聴く前に、自分の中ではささやかな挑戦が達成出来たことが喜ばしかった。 だが、録画を聞いてみると、特に1番目のデュパルクの「ロズモンドの館」が様になってないな、とがっかりした。 「遺言」はまあまあ […]
オケゲムを聴いてドビュッシーの合唱を聴いて思うこと
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この演奏動画、以前も掲載した記憶がありますが優れた演奏なので再度ご紹介をいたしたく。「シャルル・ドルレアンの詩による3つの歌」 最近ルネサンスのフランドル系の作曲家が作ったミサ曲の美しさにはまっていて、ふとドビュッシーの […]
演奏は空間に存在しつつある音で判断する、ということについて。
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楽譜通りにやること、音楽演奏の正しさ、In tempoとは?などについて、私がパリに留学したころから愛する作品であるプーランクの「モンパルナス」を弾き歌いをしながら考えたことを話してみました。 この作品のテーマはいろいろ […]
ドビュッシー初期の歌曲について話をしたこと。
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ドビュッシーの歌曲作品中、特に初期から中期にかけてはソプラノ向けで退嬰的な雰囲気の作品が多く、古典的な純クラシック的サウンドとは異質な趣がある。 それは書法が長調と短調の世界ではなく、多種類の旋法を使っていること、それに […]