目次
  1. TNK

TNK

発声練習。

発声練習を始めると、少し声量に力が足りない点が気になった。
そのため、じっくりと30分以上かけて発声練習を続けてみた。
最も大事なことは声の出し始め意識。
ブレスを入れる意識とそのための姿勢。
それは下腹部に少し力を込めている姿勢。
例えばお腹を引っ込めてきついズボンをはく時の意識。
その状態で息を入れること。
同時に口奥で軽く軽くあくびをする感覚。
その状態のまま声を出し始めること。
結果的には頭部ではなく、喉奥あるいは胸から声が出始める感覚。
頭声ないし鼻腔共鳴的なものは確立できているために、胸声の強化を行う。
そのことで、声としての完成度が高まること。

コンコーネ50から4番。

発声練習では高音が薄い響きになりがちだが、歌になると強さが自然に出てくる。
タイで結ばれるリズムを間違わないよう注意を。

フォーレ「リディア」

これも予想外に高音の声が伸びていた。
フランス語発音、語尾のEは狭く発音を。
oeの発音記号は、開母音であり狭く発声しないこと。
中低音の響きがもう一つなので、今後に開発を続けたい。

イタリア古典歌曲集からAmarilliとLascia te mi morire

Amarilliは良く歌えていた。特に中高音に歌声の張り感が出ていて良かった。
カデンツの修飾フレーズもきっちり歌えていて、復習の跡がうかがえた。
Lascia te mi morireも良く歌えていた。
これも特に高音が予想外に張って歌えていたのが発見。
2曲ともバリトン氏の歌唱として見れば、中低音の声の響きを伸ばしたいと思った。